ニュース
News 2025
原田海夢さんの対話型AIアニメキャラクターの研究が国際会議(IFIP-ICEC)でBest Interactive Entertainment Showcase Awardを受賞しました。
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インタラクションにAIを導入した磁性流体アートを展示(都城市立美術館)
《脈動する-壁に耳あり(移送空間)》を、宮崎県の都城市立美術館で7月8日から8月17日まで展示しました。
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「メッセージ2007:南九州の現代作家達」展で初めて展示され収蔵されて以来、はじめて、作品の当初からのコンセプトを補強するために、AI(Artificial Intelligence:人工知能)を導入しました。
白い部屋にダイニングテーブルが置かれ、中央の白い皿の中には、黒い液体が入っています。
壁や天井には、グラスや皿、電球が、空間が曲がってしまったかのように分散しています。
壁の耳の近くで話しかけると、皿の中の黒い磁性流体の表面にトゲトゲが出てきて、ビクビクと脈動します。
耳に話しかけられた観客の言葉は、インターネットを経由してGoogleとChatGPTに送られています。話された言葉からChatGPTが話し手の感情(期待感、安心感、不安、悲しみ、驚き、怒り、嫌悪、喜び、等)を分析して、皿の中の磁性流体に、観客の感情に応答するような微妙に異なる動きで反映します。
ぜひ、壁の耳に向かって、喜びや不安、悲しみ、期待感など感情を込めて話しかけてみてください。
2025年7月7日 児玉幸子、竹野美奈子
謝辞:ソフトウエア開発にあたり、電気通信大学、原田海夢さん、クレアティフメディアアートスペースにご協力頂きました。記して感謝申し上げます。
本展示は、JSPS科研費25K03773の支援を受けて進められています。
南日本新聞朝刊「消しゴム」欄に、言葉によるインタラクションに生成AIを応用した児玉幸子准教授の作品《脈動する-壁に耳あり(移送空間)》が取り上げられました。
2025年7月9日 南日本新聞 朝刊

山下公平さんが、情報処理学会インタラクション2025でインタラクティブ発表賞(PC推薦)を受賞しました。
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News 2024
原田海夢さんが「対話型AIアニメキャラクター『こはね』」で、Live2D Creative Awards 2024 インタラクティブ作品賞(AI・会話インターフェースの部)を受賞しました。
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山下公平さんと松浦勇士郎さん(Ⅰ類(情報系)メディア情報学プログラム4年)が、2024年7月20日(土)に岩手大学で開催された「アート&テクノロジー東北2024」コンテストにおいて審査員特別賞を受賞しました。
「造形目標から考える創作折り紙と展開図のデザイン」の動画
日本バーチャルリアリティ学会大会で、高原竜也さんが「フォトとり:VR空間でのAIフォトグラファーによる写真体験のデザイン」、原田海夢さんが「
LLMを用いた会話の感情判別に連動させたアニメ的演出による2次元AIキャラクター『こはね』の創作」について技術・芸術展示の発表を行いました。
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藝術学関連学会連合第18回公開シンポジウム「生成AI時代の芸術」で、児玉幸子准教授が「生成AIによるメディアアート」と題する口頭発表を行いました。
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News 2023
NICOGRAPH2023で、高原竜也さん達が「Fortuitous Shot in Virtual 3D World:ヴァーチャルリアリティ空間で「写真」を撮影するアートゲームのデザインと開発」のポスター・作品展示発表を行いました。
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作品についての動画
京都府木津川市の「木津川アート」展に、児玉幸子准教授の作品が出品されました。会期:2023年11月3日~11月19 日
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国際会議Alife2023(北海道大学)のunconscious relationship展で、佐山弘樹先生のEvoloopアルゴリズムを使用し児玉幸子が2004年に作った作品「Living Surface」の記録映像が招待展示されました。
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茨城県つくば美術館「第6回つくばメディアアートフェスティバル2023」に、JAXAの研究者とのサイエンスハッカソン作品「太陽との邂逅」によるインスタレーションを展示しました。同フェスティバルで、モーションセンサーを用いる市民向けワークショップ「Vision in Motionつくば」を開催しました。
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つくばメディアアートフェスティバル2023図録(外部サイト)
文化庁メディア芸術祭25周年企画展に児玉幸子准教授の作品「突き出す、流れる」(コラボレーター:竹野美奈子)の記録映像、「モルフォタワー」、映像「重力の庭」が展示されました。
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2022
インタラクション2022で、猪原君がデモ発表「Gravity Space : VRHMDで体験する重力をテーマとしたインタラクティブ・アート」、千田君がポスター発表「オンラインイベントにおけるインタラクションの実装と考察」を行いました。
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ヴォイヴォディナ現代アート美術館(セルビア、ノヴィ・サド)でのSmall Reboots by Japanese Artists展に、児玉幸子准教授の作品「モルフォタワー」と「重力の庭」が展示されました。
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2021
調布市文化会館たづくり、むらさきホールでの「調布メディアアートラボ Vision in Motion 2021-道具とからだを動かして、変化する光と音、イメージで遊ぼう!」展に、児玉研究室のメンバーによって開発・制作がなされたインタラクティヴ・アートが展示されました。会期:2021年12月4日~12月5日
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※"Vision in Motion" は、メディアアートのパイオニアであるアーティスト、モホイ=ナジの書籍タイトルを参照しています。『ヴィジョン・イン・モーション』ラースロー・モホイ=ナジ著、井口壽乃訳、国書刊行会、2019.
写真1
モーションセンサーと赤外線LEDを組み込んだボールを転がして、床面に投影されたCG映像を変化させて遊びます。ボール遊びとプロジェクションマッピングを組み合わせた、体全体を使うメディアアート・エンターテインメントです。「そらだま」は、「魔法の美術館展」の巡回展を中心に、日本国内の複数のミュージアムで展示されてきました。調布市では、2016年のたづくりメディアアートフェスティバルで、子供たちが描いた絵を取り込んでクロスワードが完成するバージョンを始めて展示しました。今回も、2016年に描かれた子ども達の絵が再び登場しました。
写真2
モーションセンサーを組み込んだ道具を動かすと、音楽と映像が生成されるシステムです。2021年3月に開催されたリモート演劇「新竹取物語」では、幻想的な色光と音色を生成するパフォーマンスが相良ゆみさんによって行われました。調布メディアアートラボでは、「テブリン」を柔らかいゴムボールに入れて動かして音楽を生成し、同時に画像認識技術でCGを変化させて遊びました。
写真3
むらさきホールに置かれた楽器を鳴らすと、音をリアルタイムに検出してサイマティクス(cymatics)の原理がテクスチャに反映されたコンピュータグラフィックスの映像が変化します。調布にちなんだ写真や映像が随所に使われています。イメージと音楽がうまく連動する演奏を、参加者と一緒に楽しみました。
写真4 5 6
電気通信大学でのメディアアートの最新の研究紹介として、ヴァーチャルリアリティのヘッドマウンテッドディスプレイと手に持ったコントローラで体験するVRコンテンツを披露しました。猪原拓実「Gravity Space」、千田竜也「InteractiV Live」、林千覚「霧の中」。カガズチ・ネガルさんはiPadで視聴する「Cloudy Lady」を、小さなお子様向けに出品しました。
日本橋髙島屋の美術画廊Xで、児玉幸子のメディアアート作品展「見えない記号と重力の庭」が開催されました。会期:2021年8月20日~9月5日。
2021
児玉幸子が、羽田・成田空港の文化庁主催「Vision Gate」展に、磁性流体の作品を被写体とした映像<重力の庭> で参加しました。キュレーターはMOMAのパオラ・アントネッリさん。撮影:東北新社、協賛:フェローテックホールディングス株式会社、会期:2021年2月26日~9月30日。
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作品<突き出す、流れる>を、パナソニックセンター東京クリエイティブミュージアムAkeruE
3階で2021年4月3日より常設展示しています。(現在、緊急事態宣言により臨時休館しています。詳しくはミュージアムのサイトをご確認ください。)
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小林悠人君がインタラクション2021において「テブリン」の研究発表を行いました。
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埼玉大学・電気通信大学で進める共創する芸術プロジェクトで、埼玉県越生ブリュワリーにて「新竹取物語」の劇を上演し、遠隔・リアル空間でのインタラクティブ・アートによる劇演出の実験を行いました。2021年3月7日、主催:日本学術振興会。YouTubeに記録映像をUPしました。
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写真の演者:相良ゆみさん
府中市美術館「メイド・イン・フチュウ」展に公開制作「脈動-溶けるリズム」で制作したライトアートを出品しました。
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2020
「ファルマコン連鎖/反応」展に児玉幸子<雲の路>を出品しました。
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府中市美術館で、2020年4月25日から9月6日まで、公開制作78:児玉幸子「脈動-溶けるリズム」を開催しました。アーティストトーク、センサーを用いたワークショップも行われました。
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横山大希君達5名がインタラクション2020において研究発表を行いました。
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文化庁メディア芸術祭小樽展に作品を展示しました。
2018
ネガル・カガズチさんがSIGGRAPH Asia2018でポスター発表を行いました。
児玉幸子研究室メンバーが電気通信大学創立100周年イベントにてインタラクティブダンスパフォーマンスを行いました。2018年10月7日、調布市文化会館たづくり1階ホール
練習風景動画(外部Webサイトへ)
修士の武川貴史君達によるダンスパフォーマンスがISCA(International Students Creative
Award)2018でISCAナレッジキャピタル賞(デジタルコンテンツ部門)を受賞しました。
ダンスパフォーマンス「Clock the busy days」(外部Webサイトへ)
過去記事
2017
文化庁メディア芸術祭石垣島展「ひかりきらめくイマジネーション」展に参加しました。 ダンスパフォーマンス「Clock the busy days」(外部Webサイトへ)
「Imaginary Guide: Japan」展(Mystetskyi Arsenal, Kyiv)に参加しました。
児玉幸子展覧会「眩惑について – Éblouissant」(京都、清課堂ギャラリー)が開催されました。同展覧会でニュイ・ブランシュ KYOTO 2017に参加しました 。
「ArtFitura Rome: Digital Creature」展でスペインで2008年に制作した「突き出す、流れる」が展示されました。(会場:ローマ、Ex Dogana)
2016
調布市文化会館たづくりで「児玉幸子-磁性流体彫刻とメディアアートのデザイン」展を開催しました。
児玉准教授による磁性流体アートプロジェクトについての記事が『別冊 日経サイエンス』に掲載されました。
たづくりアートフェスティバル(調布市文化会館たづくり)にてインタラクティブ・アートを展示しました。
2015
IASDR2016(ブリスベン)で磁性流体のアートプロジェクトの研究発表を行いました。
「テクノロジーを用いる表現の著作性-Webを漂流する磁性流体の映像とデザイン資源」(日本デザイン学会誌、 22(2)、46-51、2015 )を発表しました。
Chelsea College of Arts (UAL)「LIVE:Work from the Collections #5」展に<呼吸するカオス>を展示しました。
2014
Gallery Da-End「Ankoku」展に<Planet No.2>を展示しました。
児玉研の鹿島千尋が第19回日本バーチャルリアリティ学会大会で「ディスプレイコースター」を発表。
ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校のメディアアート展('Boundless Fantasy: Multimedia Art from East Asia') に<モルフォタワー>2点と<静物>を展示しました。
上海のDesign Shanghai展(会場:Power Station of Art)にて<Blooming Space>と<モルフォタワー>を展示しました。
Zbigniew Oksiuta 講演会 :電気通信大学東3号館301室 2014年1月9日(木)13時より。どなたでも無料で参加できます。
2013
Makers Fair Tokyo 2013に参加 。
「魔法の美術館」展の巡回展で、上野の森美術館、金沢21世紀美術館、岡山シティーミュージアムに<そらだま>を展示しました。
熊本市現代美術館「魔法の美術館」展において<宙球(そらだま)>を展示しました。
宮崎県立美術館「魔法の美術館」展で、<突き出す、流れる>を展示しました。
Wowow 「ザ・プライムショー」で磁性流体のアートプロジェクトが紹介されました。
「We are in complete control」 展 3:e Våningen, Göteborg(スウェーデン)
はまぎんこども宇宙科学館 <モルフォタワー船>展示しました。
「Turbullence II」展 Brussels
「Natures Artificielles」展 Maubeuge(仏)
文化庁メディア芸術祭 山梨展
2012
児玉研オープンラボ@調布祭 2012/11/24(土)11:00-16:00 西6-405号室で開催しました。
長崎市科学館で<突き出す、流れる>を12月2日まで展示。
サンタモニカで開催のICMI2012スマートマテリアルワークショップに参加しました。
パリで開催のエスパス・ルイヴィトン『Turbulence』 展に、<モルフォタワー/二つの立てる渦>を展示しました。
浜田市世界こども美術館『夢現代∞美術展』 にインタラクティブ・アート<そらだま>を展示。
名古屋松坂屋美術館「魔法の美術館』 展にインタラクティブ・アート<そらだま>を展示。
Material Matters: New Materials in Design, Black Dog Pub Ltd, 2012. に、<突き出す、流れる>が紹介されました。
2011
書籍『Sublime: New Design and Architecture from Japan』(Die Gestalten Verlag,2011)が作品を紹介。
跳ね星ボールプロジェクトの<そだらま>を盛岡市民文化センター・たけはら美術館「魔法の美術館」展で展示しました。
ビョーク監修の雑誌『The 200th issue of Dazed & Confused 』が磁性流体のアートプロジェクトを紹介。
資生堂「花椿」May11号SPEED CULTUREに研究室の活動が紹介されました。
テレビ朝日「さきっちょ」にて「跳ね星プロジェクト」が紹介されました。
シャネルJ12新作時計発表会(パリ・東京・ニューヨーク)にモルフォタワー展示されました。(2011/Feb.Mar)
日経産業新聞「先端人」の欄に児玉准教授紹介されました。
BSJapan「世の中進歩堂」で、紹介されました。
